SRXを1万km乗って 〜車体紹介編〜
早いもので2月28日に納車、10月6日に1万キロを走行したので、そろそろ語っても怒られない程度には乗り込んだかな?ってんでインプレ等。
いつの間に・・そんな走ったっけ?
自分のは94年製造、3SX型と呼ばれるセル付きモノショックの最終型です。
もう24年落ち!ヒエ−!!
いい格好だぜ〜?
スリムで流れるように精悍なスタイリングは
流石のヤマハGKデザイン。気に入ってます。
走りも上々。燃費も抜群、取り回しも軽々。
旧車に片足突っ込んでますが、消耗品も現行の中型スポーツ車と近いサイズで種類も豊富でご機嫌です。
ベース車時点ではクッソ汚い自家塗装の白+アップハン
〜変更箇所〜
エンジン
・ヘッド研磨、給排気ポート加工、内部鏡面化
・ピストン&ピン、ピストンリング、シリンダー 内壁にWPC処理(エヌ・イー社)
・6段オイルクーラー
この表面処理が、効くのです
給排気
・FCR33(青ファンネル、焼網スポンジフィル ター 仕様)
・オーバーレーシングフルエキ鉄管(インナー加工)
最初は迫真の一本糞直管で乗ってると頭がおまんこになるレベルの爆音でした・・(対策済)
足回り
・フォークスプリング おそらくWP?
・リアサス リザーバー付オーリンズ
・ブレンボ4ポッド(フロント)
・NISSINのマスター。車種分からん。
・アールズメッシュホース
・サンスター320mmディスク
・パッド RK メガアロイX(前後)
・チェーン520コンバート
・タイヤ IRC RX02
外装
・オールペン(32GTRのガンメタ色。クソエモ色)
・トマゼリのクリップオンハンドル
・店長が勝手に作ったシングルシート
・POSH製?知らん。のリアカウル
・多分シンプルさんのカーボンフェンダーとサ イドカバー
・GIVIって書いてあるバイザー(1800円)
腰を壊して普通のセパハンが辛い自分的には1番助けられたカスタムパーツ、トマゼリのアジャスタブルクリップオン。調整範囲が物凄くて腰痛ライダーにオススメ。
ベース自体はマフラーとハンドル以外ほぼ最初から付いていた凄くお得な中古車でした。エンジン掛かるし。そのままナンバー取れば乗れるくらいの極上車体。
しかし豪華な社外品は「ただ装着されている」だけでバランスが滅茶苦茶。なので店長にはチューニング(調律)的な作業と、車検を2回通すまで程度の期間、大規模な修理が必要無いように補修をお願いしました。
シール、ベアリング、パッキン、ガスケット、ワイヤー類、マニホールドにFCRのインナーパーツ、油脂類、バルブ周辺も部品出るだけ全部、エンジン周りもボルトを全交換。悔しい事にピストンは絶版なので再利用・・リングとピンは出たのに・・
触って無いのは電装部品と腰下だけのほぼフルOH。お世話になりました。
取り敢えず走れる状態で納車して、走って、壊れて、直して、部品ちょこちょこ交換して、また走って、また壊れて、を繰り返すのも
「旧車ならでは」の醍醐味かもしれません。
それを楽しむ人もいるでしょう。
公道を走って、自分の命を預ける乗り物でそういう不明確な部分があるのはちょっとどうなの?って部分もあったり。
「旧車ならでは」の原因不明な不調の解消には大概お金も時間も掛かるので、先回りして気持ち良く乗れない時間と不安な気持ちの解消を買ったと思えば安いものです。
各々の部品の摩耗と経年劣化具合を全体的に「均して」状態を把握、どこが次に壊れるか事前に察知するのが自分なりの古いバイクとの付き合い方かな〜と。
とりあえず1万km走行の間、
OH時に手を入れていない灯火類の不調以外、走行に関する部分には全く不調を感じていません。
24年前のバイクとは思えない程好調です。その辺のキッズが乗ってる250現行車より完調な気さえします。
納車直後で間に合わせの上まで回らない冬用セッティングで後軸48.9馬力。今ならもうちょい出てる、はず(豪語)
現時点での不満は手を入れてない電装系が案の定グズり出したのでリフレッシュを進めて、点火系も強化したい、フォークにちょいと点錆とオイル滲みが見えるのでどうにかしたいな〜とか、鉄管マフラーがそのうち穴空く予定なのでステン管に入れ換えたいな〜的な。
元々長く乗るつもりで選んだので寿命を削る過度なパワーアップは無しで、ツーリングに行ってトラブル無くきちんと帰ってこれる状態をなるべく長く維持する方向で付き合っていきたいっすね。。。
よろしく頼むぜ〜?
次回は走行インプレ編です。